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【現地レポート】FIBA ASIAカップ2017は、オーストラリアの優勝で閉幕。東京オリンピックへとつながる新たな戦いへ向け、「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームは個々の能力向上を目指す

2017年8月21日

 「FIBA ASIAカップ2017」は最終日を迎え、決勝はイランvsオーストラリアが対戦。準々決勝で前回大会優勝の中国を97-71で下したオーストラリアが、高さで見劣りしない強豪イランも79-56の大差で破って頂点に立ち、幕を閉じました。今大会よりオセアニア勢が加わったことで、勢力図が変わり始めています。

実力通り、FIBAランキング10位のオーストラリアがFIBA ASIAカップ2017を制す

実力通り、FIBAランキング10位のオーストラリアがFIBA ASIAカップ2017を制す

 去る8月14日、「AKATSUKI FIVE」男子日本代表チームはベスト8決定戦で敗れたことで順位決定戦がなく、ベスト12という結果に終わりました。これは2009年大会に10位となった最低記録と同じくらい厳しい結果であり、#6比江島 慎選手も危機感を感じています。
「アンダーアーマーの日本代表ウェアにも入っているソフトバンクや富士通がスポンサーになっていただき、日本代表の活躍がバスケ界を盛り上げることに直結しているのは間違いありませんでした。しかも東京オリンピック出場に向けて、FIBAに対しても実力を示さなければならなかったにも関わらず、アジアでベスト8にも入れないなんて話にもなりません。今大会、結果にはすごくこだわって臨んでいたのですが……」
 結果を残せなかった悔しさ、大会早々に帰国を余儀なくされた屈辱的な大会となりました。

 韓国戦を終えた後、試合映像を振り返りながらミーティングを行なったとともに、フリオ・ラマスヘッドコーチは「個々の能力向上」を課題として選手たちに与えました。
 その後、選手個々とも話し合う時間を設けたラマスヘッドコーチ。「今まで何でも通用した部分もあったかと思うが、ここで得た経験を糧にしてさらに努力をしてほしい。この1年が重要になる」とアドバイスをもらった#6馬場 雄大選手は、「少しでもレベルの高い選手と対戦する経験をつけたいですし、もっとスキルの面でも力をつけていきたいです」と言います。まずは、今シーズンより迎える新天地であるB.LEAGUEでの活躍に挑みます。

新体制となった現時点での立ち位置が分かったことで、「やりきれたという実感」があるとポジティブに捉える#10竹内 公輔選手

新体制となった現時点での立ち位置が分かったことで、「やりきれたという実感」があるとポジティブに捉える#10竹内 公輔選手

 これまではこのアジアNo.1を決める大会に勝って、世界への切符を掴まなければ終わってしまいました。しかし、11月24日(金)より2020年の東京オリンピック出場につながる「FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選(以下アジア予選)」が待っています。今大会の予選グループの組合せを見ても分かる通り、日本はオーストラリア、チャイニーズ・タイペイという、今後のアジア予選でも対戦する国との前哨戦を行うことができました。他のグループもその傾向にあり、言わば情報を得るには最適な大会でもあったわけです。この機会を無駄にすることなく、対戦は叶いませんでしたが、アジア予選の開幕戦でホームに迎えるフィリピン、そして続くアウェーのオーストラリア戦に向けて早急に準備する必要があります。

 ラマスヘッドコーチが就任してまもない中での大会でしたが、結果が伴わなかったことに対して、選手たちは悔しい気持ちしかありません。しかし、「やりきれたという実感もあります。新しいチームになったばかりですが、現時点での自分たちの通用する部分としない部分を把握することができました。最後のミーティングをした後、誰も下向くことなく気持ちを切り替えて次に向かっていました。これからもっともっと上げていくだけです」と#10竹内 公輔選手が言うようにネガティブなことばかりではありませんでした。

 さらに、「世界的にも有名なヘッドコーチに指揮してもらえて光栄ですし、そこを信じて僕らは戦っていくだけです。もっともっと精度を高めていけば、勝てると思っていますし、向上するための光は見えています」と#6比江島選手が言えば、「ラマスヘッドコーチの考えるバスケットは段々と浸透してきた手応えはありますが、ヘッドコーチはもっと高いレベルを求めています。そこになるべく早く近づけるように、今後も取り組んでいかなければならなりません」と#24田中 大貴選手も続けます。

 ラマスヘッドコーチを信じ、選手たちはアジア予選までの期間にさらなるレベルアップが急務です。その舞台となるB.LEAGUEは9月29日(金)より新シーズンが開幕します
 今大会は厳しい結果に終わりました。しかしファンの皆さんの信頼を回復できるよう、11月24日(金)のホームゲームで勝利を必ず掴むため、努力を続けていきます。

「世界的指揮官であるフリオ・ラマスヘッドコーチを信じて戦うだけ」と前を向く#6比江島 慎選手

「世界的指揮官であるフリオ・ラマスヘッドコーチを信じて戦うだけ」と前を向く#6比江島 慎選手

■FIBA ASIAカップ2017 最終結果

優 勝 オーストラリア
準優勝 イラン
第3位 韓国
第4位 ニュージーランド
第5位 中国
第6位 レバノン
第7位 フィリピン
第8位 ヨルダン
※日本はベスト12で敗退

【JBA大会特設サイト】
http://fibaasiacup2017-men.japanbasketball.jp/
【FIBA大会公式サイト】
http://www.fiba.com/asiacup/2017

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■FIBAバスケットボールワールドカップ2019 アジア地区 1次予選

【開催期日】
2017年11月23日(木)~11月27日(月)
2018年2月22日(木)~2月26日(月)
2018年6月29日(金)~7月2日(月)

【開催地】
各グループ内、ホーム&アウェー方式で開催(ホーム:3試合、アウェー:3試合)

【出場国】16チーム
グループA: 中国、ニュージーランド、韓国、香港
グループB: 日本、チャイニーズ・タイペイ、オーストラリア、フィリピン
グループC: シリア、レバノン、インド、ヨルダン
グループD: イラク、カタール、カザフスタン、イラン
※各グループの上位3チームが2次予選へ進出

【日程&会場(日本戦のみ)】
[ホーム] 2017年11月24日(金) vsフィリピン 会場:駒沢体育館(東京都世田谷区)
[アウェー]2017年11月27日(月) vsオーストラリア 開催地:オーストラリア
[ホーム] 2018年2月22日(木)  vsチャイニーズ・タイペイ 会場:横浜国際プール(神奈川県横浜市)
[アウェー]2018年2月25日(日)  vsフィリピン 開催地:フィリピン
[ホーム] 2018年6月29日(金)  vsオーストラリア 会場:千葉ポートアリーナ(千葉県千葉市)
[アウェー]2018年7月2日(月)  vsチャイニーズ・タイペイ 開催地:チャイニーズ・タイペイ

【FIBA大会公式サイト(英語版)】
http://www.fiba.com/basketballworldcup/2019/asian-qualifiers

スケジュールSCHEDULE

8月8日(火) 16:00 TIPOFF
第1戦

日本

68-84

オーストラリア

8月10日(木) 13:30 TIPOFF
第2戦

チャイニーズ・タイペイ

49-87

日本

8月12日(土) 13:30 TIPOFF
第3戦

日本

92-59

香港

8月14日(月) 18:30 TIPOFF
第4戦

日本

68-81

韓国

※時間=現地時間(日本時間 -6h)

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